畳表替え

畳床(土台)はそのままで、今現在ついている畳表を新しい物に張り替える作業のことを 表替え(おもてがえ)といいます。
日に焼けて白くなった、畳表の皮が剥けてきた、穴があいて畳床(土台)が見えるなどの場合は 早めに取り替えましょう。
畳表は品物によって金額が異なり、色々種類があります。
もちろん畳の縁も新しい物に取り替えます。

【畳表替え商品と工事価格】

畳表替え工事の品物と価格の一部をご紹介します。
価格は畳表、畳縁、手間が含まれている1畳あたりの仕上がり価格です。
※半畳サイズは1畳価格の7割
※お部屋に変形がある場合、別途変形加工料(1,000円より)が掛かります。
※使用されている畳が板入れ畳の場合、別途板入れ畳工賃1,000円(税別)が掛かります。
※生産者は仕入れの状況により異なります。 
お見積り時に実際の畳表をお持ちいたしますのでイグサの香り、見た目、肌触り、地の厚み、目の積みなどをご確認くださいませ!
値段だけでは判りませんが実物を比べればどなたにでも違いが分かって頂けます!!

 

(かおり)
(国産イ草の香り漂う)

熊本産糸引き畳表並品
経糸が綿糸で織られている畳表の並品です。
使用しない部屋や頻繁に替える場合などにどうぞ
熊本産糸引き畳表並品
1枚 6,000円(税込6,600円)
【只今の生産者: 塚田 順市 氏 、イグサ品種:ひのみどり 】

施工例
【8畳間、表替え参考費用】
8枚×6,000円+消費税4,800円
税込合計金額52,800円

 

(りん)
(畳表も表情を変える)

熊本産糸引き畳表上品
経糸が綿糸で織られている糸引き畳表の上品です。
使用頻度の少ない部屋や薄畳などにどうぞ
熊本産糸引き畳表上品
1枚 7,000円(税込7,700円)
【只今の生産者:塚田 順市 氏、イグサ品種:涼風】
※経糸は仕入れ状況により、異なります


【6畳2間、表替え参考費用】
12枚×7,000円+消費税8,400円
税込合計金額92,400円

 

(いき)
(畳表の良さ、始まる)

熊本産麻綿W畳表
経糸が麻糸と綿糸の4本糸で織られている畳表です。
質、耐久性共に標準的な畳表です。
熊本産麻綿W畳表
1枚 8,000円(税込8,800円)
【只今の生産者: 須々美 廣紀 氏、イグサ品種:涼風】
経糸は仕入れ状況により、異なります

粋施工例
【8畳と6畳間、表替え参考費用】
14枚×8,000円+消費税11,200円
税込合計金額123,200円

 

店主お薦めの1番人気商品!!
(みやび)
(畳表の質感を味わう)

熊本産麻綿W畳表上品
経糸が麻糸と綿糸の4本糸で織られている畳表の上品です。
キレイさと耐久性を兼ね備えており、皮が剥けて困っていたお客様に畳の良さを実感して頂ける品です。
茶の間や客間、どんなお部屋にも!
熊本産麻綿W畳表上品
1枚 9,000円(税込9,900円)
【只今の生産者: 福田 竜也 氏、イグサ品種:涼風】


【8畳間、表替え参考費用】
8枚×9,000円+消費税7,200円
税込合計金額79,200円

 

10年に一度の周期で畳を替えているなら良い品を使いましょう!
優雅(ゆうが)
(和室の景観美、触れていたい肌触り)

熊本産麻綿W畳表特上品
経糸が麻糸と綿糸の4本糸で織られている関東間サイズ畳表の特上品です。
良い品を長く使いたいお客様に是非どうぞ!

熊本産麻綿W畳表特上品
1枚 10,000円(税込11,000円)
【只今の生産者:平岡 浩二 氏、イグサ品種:夕凪】


【8畳2間、表替え参考費用】
16枚×10,000円+消費税16,000円
税込合計金額176,000円

 

 

(きわみ)
(数量限定の特別品)

熊本産六本芯麻綿W畳表特上品
経糸が麻糸と綿糸の6本糸で織られている畳表の特上品です。
地の厚みキレイさは申し分なく、丈夫で長持ちいたします。
畳表に拘りたい方や良い物思考のお客様に是非どうぞ!


1枚 11,000円(税込12,100円)
【只今の生産者:西田 常雄 氏、イグサ品種:涼風】
※残り24枚

 

一度は使ってほしい、店主拘りの逸品!!
至極(しごく)
(数量限定の特別品)

熊本産麻綿W畳表特選品
経糸が麻糸と綿糸の4本糸で織られている畳表の特上品です。
地の厚みキレイさは群を抜き、丈夫で長持ちいたします。
畳表に拘りたい方や良い物思考のお客様に是非どうぞ!


1枚 12,000円(税込13,200円)
【只今の生産者:元嶋 真実 氏、イグサ品種:涼風】
※残り34枚


【10畳、8畳間付き、表替え参考費用】
18枚×12,000円+消費税21,600円
税込合計金額237,600円

 

(てん)
(関東間サイズの最高峰、数量限定の特別品)

熊本産麻綿W畳表極上品
京間サイズの長いイ草を贅沢に使い関東間サイズで織りあげた畳表の極上品です。
地の厚み綺麗さこの上なしです。

熊本産麻綿W本間畳表特上品
1枚 14,000円(税込15,400円)
【只今の生産者:      氏、イグサ品種:   】
※欠品中


【8畳間、表替え参考費用】
8枚×14,000円+消費税11,200円
税込合計金額123,200円

 

畳表替え工事の目安のお見積り方法として、それぞれの畳表の値段にお部屋の畳枚数をかけ、そこに消費税を足してください。
お見積りの際にきちんとした金額を出しますが、あくまで畳表替え工事代の目安となると思います
15㎜厚の薄畳の場合、表替え金額にプラス薄畳加工費が1枚当たり別途1,000円(縁付畳)掛かります。

 

 

熊本高級畳表 ひのさくら&ひのさらさ

畳表の綺麗さを求める方へ、熊本ブランド畳表は如何でしょうか!?
品種改良の末、品質を高めた【ひのみどり】という品種のイグサで在来種のイ草より明るい黄色(飴色)に変色し、従来のい草より細く、目の積みがとても細かいのが特徴。
従来の畳表に使われているイ草の打ち込み本数は約4,000本~5,000本とされているが最高級品の‘ひのさらさ‘に至っては8,000本と倍の量のい草が打ち込まれている。

熊本産高級畳表、ひのさくら熊本産最高級畳表、ひのさらさ

 

市松畳表(いちまつ)
普通の畳表はイ草の白根の部分を外に出して使うのですが、市松表は質の良い畳表の白根の部分を中に入れ市松模様を作ります。
(着色しているわけではありません)
畳表の端ほど柄がハッキリしていて真ん中はイ草の中心で重なるため普通の畳表と同じ色になります。
東京オリンピックでも注目されている市松柄!!
柄表の中で1番ポピュラーな畳表です

熊本産市松畳表上品市松畳表使用和室

熊本産麻綿W市松畳表上品

1枚 9,500円(税込10,450円)
【 畳表織人:碇 真一 氏、イグサ品種:涼風 】

市松和室施工例
モダンな畳でお客様をおもてなし!

【市松畳表替え参考費用】
8枚×9,500円+消費税7,600円
税込合計金額83,600円

※新畳をご検討される場合、それぞれの畳表の金額に下記畳床の金額をプラスしてお考えください
あくまで参考目安になると思います

千葉県産稲わら畳床(四層配上品)
+10,000円(税込11,000円)
千葉県産ワラサンド畳床上品
+9,000円(税込9,900円)
建材畳床(ケナフボードⅢ形)
+8,500円(税込9,350円)より

畳床の種類も色々ございます。詳しくは新畳のページでご確認ください

畳表の違いについて

畳表替えの金額は使用する畳表の等級により金額が異なります。
まず初めに畳表の違いからご説明いたします。
畳表は等級により、イ草の長さ、草質、打ち込み(目の積み)、織り糸などに違いがあります。
良い品物ほど、長く良質なイグサを使用し、打ち込み(1枚に使われるイグサの量)も良く、地が厚く丈夫で長持ちし、年数が経つと綺麗なイチョウ色から黄金色に退色します。
安い品物ほど短く茶草の多い質の劣るイグサが使われ、地が薄くイグサの皮が剥けやすく(耐久性に劣り)年数が経つとまだらに茶色に退色します。
良い品物は綺麗で長持ちしますので予算があるのであれば、なるべく良い品物 ( 9千円以上の品 ) を選んだ方が長年使え、結果的にお得になります。


写真で見て頂いて分かる通り、右端を揃えるとこんなにも長さが違うものです。
※上から熊本産糸引き畳表並品、熊本産麻綿W畳表上級品、熊本産麻綿W本間畳表特上品です


上記写真は畳表(特上品)の退色過程です


良い品物と下級品では年数が経つとこれだけの違いが出ます

畳表の端を‘ヒゲ‘といいます。
畳表のヒゲ
畳表ですが、写真で見える白く見える方がイグサの根元です。
その下に見える緑色がイグサの穂先にあたります。

下の写真で見えるように畳表は一本のイグサを右と左から一方方向に差し込み、両端にイグサの穂先と根元部分が出るためこういった色合いになるのです。

畳表の織られ方

また、畳表1枚に使用されるイグサの量は、安い品で4,000本弱、高級品で7,000本以上のイグサが打込まれています。

熊本県宇城市イ草農家、畑野さん

上級品は長く良質なイグサで織られており、イ草の穂先、根元部分を切り落として使うため色合いも均一で仕上がりも綺麗です。
並級品などは短いイグサを目一杯使用し織られていますので、どうしても両端にイ草の根元、穂先部分が混ざり色合いが均一でありません。

廉価品
並級品のヒゲ部分、白根も交じり茶草も目立ちます

上級品
特上品のヒゲ部分、茶草もなく色合いも均一です

  畳表等級の差

畳表は並べると良い物ほど長いものです。
見て分かると思いますが右の畳表が良い品物です。

畳表の織り糸(経糸)について

一目に経糸が綿糸の2本芯
糸引き表
等級としては並級品~になります。

一目に経糸が麻糸の2本芯
麻引き表
使用される麻糸の種類にもよりますが、等級としては中級品~になります。

一目に経糸が麻糸と綿糸の4本芯、麻綿W
麻綿W
等級としては中上級品~特上品になります。

一目に経糸が麻糸4本の4本芯、麻W
麻麻W
等級としては高級品になります。

※上記の畳経糸は一例ですが、このように畳表は等級によって経糸も異なります

関東間と関西間の違い

畳表のサイズは大きく分けて江戸間(関東間)サイズと京間(関西間)サイズ、その中間の三六間(中京間)サイズの3種類に分けられます。
関東の畳の標準寸法は江戸間サイズで丈5尺8寸( 約176㎝ )巾2尺9寸( 約88㎝ )です。
関西での京間サイズ、丈6尺3寸( 約191㎝ )巾3尺1寸5分( 約95,5㎝ )とその間の中京間( 三六間:さぶろくま )丈6尺( 約182㎝ )幅3尺( 約91㎝ )があります。
小さい分には値段は変わりませんが、丈が180㎝、巾が90㎝以上になると京間サイズ用の本間表(ほんけんおもて)を使用するので値段が高値になります。
短いイグサ(並級品の畳表)も利用できる江戸間サイズ、長いイグサ(中級品以上の畳表)しか利用できない京間サイズ。
この事から必然的に三六間、京間サイズの畳は値段が高くなります。

国産畳表に拘る

当店で使用している畳表は、すべて安心の国産品(主に九州・熊本肥後表)を使用しています。
もちろん天然染土使用(注1)の無着色品です。
(畳を拭いて緑色になるような着色の品は使用しておりません)

(注1)イ草は刈り取った後、天然粘土を溶かした泥に浸し、泥染めを行います。
この作業はイ草の品質を保つ他、色合いも良くするために行います。

当店で使用している畳表には薬品加工を施しておりません。

(着色加工など)

また熊本県八代より産地直送で畳表を仕入れており、生産者の分かる良品をお安く提供しております。
お見積り時に実際の品物をお持ちいたしますので安心安全の国産畳表を是非ご覧くださいませ。

 

快適に過ごす為に

今お使いの畳にプラスして、より快適な日々を過ごしませんか?!

防虫紙加工 1枚 600円(税込660円)
畳床を防虫紙で包み、ダニなどの害虫を防ぎます。
揮発性では無い為、人体に安心安全なホウ酸塩使用の半永久的に作用する防虫紙です。

防虫紙加工、畳床を包み込みます

 

防湿シート加工 1枚 600円(税込660円)
湿気が気になるお部屋の畳の下(床板)に敷き詰めます。
湿気防止と同時に隙間風の予防にもなります。
※コチラはあくまでも湿気から畳床を守るための物です。床下の湿気改善にはなりません

防湿シート

 

活性炭シート加工 1枚 1,700円(税込1,870円)
畳床を活性炭シートで包み、消臭、抗菌、調湿など優れた効果が期待できます。

途価格