藁畳床(本畳)を使いませんか!

現状、全国的に9割の畳屋さんが使用している畳床は建材畳床(木質ボード)って知っていますか?
40代以上の方なら自分の家の畳は藁(わら)の畳でしっかりとした厚みがあるものと当たり前に思うかもしれませんが、実際は殆どの住まいで建材畳床(木質繊維の圧縮材と発泡スチロール)に中国産の畳表が使われているというのが現状です。

昔ながらの本畳(ワラ畳)は無くなりつつあります。
理由として和室の減少に伴う畳床製造業者の廃業、資源(ワラ)不足(日本人の主食は米なので藁が無くなるといった事はないのですが現在その藁を利用する事なく廃棄してしまう為)、住宅の高気密化、畳店自体が藁畳を使用しなくなった、畳の低価格化など。

『今はワラ畳が無い』とほとんどの畳屋さんがそう言うでしょう。
藁畳を使ったら高額になるからと言って敬遠させたり、酷い話だと虫が出るなど恐怖心を煽って強引に使えるワラ畳を処分させ、建材畳に入れ替えさせる業者もいると聞きます。

しかしながら、私はワラ畳こそ1番優れた畳床だとハッキリ言います。
弾力性、調湿性、収音性や断熱性、ずば抜けた耐久性など使用環境や使い方がキチンとしていれば虫の心配もありません。

実際、当店の7割以上のお客様がワラ畳床やワラサンド畳床をお求めになります。
今まで畳工事をしていた畳屋さんが藁畳を扱っていないからと注文を頂く事も多くあります。
そう!昔から当店ではワラ畳に拘り、現在でもワラ畳床の在庫を多く持つ千葉県唯一の(全国的にも稀な)畳店です。

それでもそんな良いワラ畳床をあと何枚、あと何年提供できるか分かりません。
ワラが無くなり、作り手がいなくなり・・・そうなってしまう未来もそう遠くはないのです。
だからこそ、使える内に良い品をお手頃価格で提供したい!
素材の良さを当店の技術でより生かし、お客様にお届けしたい!
本畳の感触、使い心地を味わいたいお客様は是非ご相談ください!!